こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太と申します。2018年8月、英語教育関連のセミナーにいくつか参加してきました。習った内容を講師にシェアし、指導の質を上げていくためです。
長文読解の指導方法に関してと、四技能型の英語試験(英検、TOEFL、IELTS、TEAPなど)の詳細に関するセミナーを受講してきました。
全てをここでシェアすることはもちろんできませんが、一つ印象に残った内容を書いてみようと思います。
長文読解に関するセミナーで講師の方がおっしゃっていたのが、「一つの長文を50回は音読する」ということでした。
いわく、まずは長文を最低2回は精読(辞書を使って不明点がゼロになるまでじっくり読む)します。難関大学の入試問題のようにレベルの高い長文の場合は、5回ぐらいは精読します。そこから復習の音読が始まります。
精読をした長文に関して、「スラッシュ無しのスラッシュリーディング」を50回は行うようにします。
スラッシュリーディング:フレーズごとに長文にスラッシュを入れ、音読をし、スラッシュのところまで来たらそこまでのフレーズだけ日本語に訳しながら読んでいく方法。
という長文があったら、
のようにスラッシュを入れ、
ように区切りごとに和訳しながら読んでいく勉強法です。
スラッシュが無い場合は自分でフレーズの切れ目を判断しながら読む必要がありますので、事前に本文の内容を100%理解しておく必要があります。(そのために精読を2回~5回しておきます)
「50回」という数字は少し面喰いますが、別に1週間でやれと言っているわけではなく、数か月から1年かけて読めばよいのでそこまで大変ではありません。受験生なら年間100本は長文を50回音読しろ、と言っていました。
講師の方がおっしゃっていたことで特に印象に残っているのは
ということでした。
色々な先生の話を聞くと、やはり音読は(完璧に内容を理解した状態で)最低20回、できれば100回ぐらいはやらないと意味がないんだなと実感しています。
自分の英語力を飛躍的に伸ばしたい方、一度騙されたと思って
というのを試してみてください。実際にこれをやった人は驚くほど英語の成績が上がったらしいですし、50回と言わずとも30回やった生徒でも、実際に急激に英語力が伸びた生徒を知っています。