こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太がお送りします。今日は英検やTOEFLなどのスピーキング試験対策についての話です。
といったお悩みをお持ちではありませんでしょうか。
特に英検CBTや TOEFL iBT の場合、面接官がおらず、マイクに向かって独り言を話す形式ですので、この点に難しさを感じる方が多くいます。
今回はその対策について書いていこうと思います。
スピーキング試験が難しいのは、一言答えた後に自分で話を組み立てて話し続けないといけないのが主な理由です。それがうまく出来ない生徒が多くいます。
例えば
と聞かれて
とか、もう少しよくても
だけで終わってしまう場合があります。
続きに何を話せばよいか分からなくなるんですね。
さてこの問題、どうやって解決すればよいでしょうか。
「一言答えてそれから何を言っていいか分からなくなる」というスピーキング試験の問題の解決策、それは
ということです。
話すときはその「テンプレ」に質問に合った内容を埋めていく意識で話していきましょう。
では、どのようなテンプレを用意すればよいでしょうか。
京都に立命館宇治高校という高校があります。その高校のマイケル・プライド先生が授業で実践されている方法が、英検CBTやTOEFL スピーキングを鍛えるのにすごく良い方法でした。ここで紹介する方法は全てプライド先生の手法です。(在籍情報などは2015年時点のものです)
例えば何かの質問をされた際、答える内容を以下の構成で考えます。
略して GDFC と呼ぶそうです。
例えば、以下のように答えます。(わかりやすくするために日本語での例を挙げます)
これを全て英語で言えば、一分間ぐらいはすぐに経ってしまいます。
Feelings をメインに話すようにすれば、スピーキングの重要な採点基準「具体例で自分の意見をサポートできているか」を満たすこともでき、非常によい方法だと思います。
早速勤務先の広島女学院高校やスクール今西でペアワークの際にこのやり方を試してみましたが、なかなかみんな沢山話せていて、スピーキング試験の1人語り練習にはもってこいという印象を受けました。
スピーキング試験で何を話せばよいか分からなくなる場合、以下の対策が効果的です。
もし仲間がいなくてペアワークが出来ない場合、自分で自分に質問をして
1分間で話をまとめるという練習をしてみると良いと思います。別に声を出す必要もありません。ストップウォッチさえあれば電車の中でも自宅でもどこでもできます。
困っている方はぜひ試してみて下さい。