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【英語】TOEFL 100点突破、ドイツ語検定1級取得の僕が、唯一使ったことのある単語帳

こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。今回のタイトルは煽り気味になっていてすみません (^^;)

さて、単語帳についてはブログ記事でもいくつか取り上げてきたのですが(参考:英単語の学習で守るべきたった1つのルール  単語帳を使った方がよい2つの場合)、私自身の単語帳経験について共有していなかった気がするので今回は書いてみようと思います。

1.市販の単語帳は使ったことがない

面談などではよく話をするのですが、私個人が外国語の勉強をする際、市販の単語帳を使ったことがほぼありません。

高校時代に『英単語ターゲット1900』を購入してちょっとだけ使ったような記憶はあるのですが、結局最初の数ページだけ使ってすぐにやめてしまったことを覚えています。
ドイツ語に関しても『ドイツ語常用6000語』というかなり本格的な単語帳を買ったことがあるのですが、こちらも結局ほぼ使わず終いとなってしまいました。

このように私は市販の単語帳をほぼ使ったことがないのですが、それでも

・TOEFL iBT 100点突破
・ドイツ語検定1級
(どちらも英検1級程度かそれ以上のレベル)

という上級レベルに到達することができています。

これをもって私はたまに

「単語帳は使わなくても上級レベルになれるので、単語帳を使う代わりにしっかり洋書の読書をしてください」

という話をすることがあります。

 

2.唯一使ったことのある単語帳

しかし、そんな私でも唯一使ったことのある「単語帳」があります。それは、

洋書やテキストを読んでいった際に辞書で調べた単語をメモしていった自作の単語帳

です。

英語に関しては昔すぎて見つからなかったのですが、大学時代にドイツ語検定準1級(当時の2級)を目指していたころの自作単語帳なら手元にありました。以下のような感じです。

こんな感じが延々と続き、合計でノート4冊になっていました。

ちなみに現在でも、言語学研究のために行っている語学学習(中国語と台湾のアミ語)で、同じようなことをやっています。

(日付が書いてあって1日のペースがわかりますが、今は半分趣味でやっているのでドイツ語に比べるとずいぶんスローペースになっていることを一応付け加えておきます)

 

3.自作の単語帳のメリット

自作の単語帳を作るメリットはいくつかありますが、

・文脈の中から取り出してきており、さらに手書きで記入しているので記憶に残りやすい(「あ、あの場面であの意味で使ってあった単語だ!」)
・文脈がある中で単語を見ているので、単語帳の欠点である「日本語との1対1対応で覚えてしまって応用が利かない」問題を解決できる
・読解練習とセットで単語を学習できるので、外国語学習で最重要となる「大量のインプット」を行うこともできる

などが主な利点と言えると思います。

この方法は文章の正確な読解と組み合わせると、語学力の向上にかなりの効果を発揮してくれます。

「単語帳は何を使ったらいいかなぁ」と迷っている方は、ぜひ市販のものではなく、自分でテキストをどんどん読み進めながら、自作の単語帳を作って行ってみてください。これは本当にお勧めの方法です。

 

 

at 2022/12/01 15:27:12