こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太です。
先日、講師の先生に勧められてある本を読みました。
という本です。
著者は高校生・浪人生の頃に暗記が大の苦手で、あまりに勉強が苦痛でもう何もする気にならなくなっていたほどだったとの事です。
しかし、「暗記をゲーム化する」という思いつきによってさまざまな暗記法を編み出し、それを活用して勉強したことによって東大に合格をすることが出来た、という内容です。
本には著者の編み出した様々な面白い勉強法が載っています。例えば、以下のようなものがあります。
単語カードを作る際、途中で飽きが来るのを防ぐために敢えて「変な」カードを何枚か混ぜておく勉強法です。
などのように、敢えて「面白カード」を幾つか混ぜておくことにより、途中で飽きることなく勉強を続けることが出来るという勉強法です。
一つの単語から連想する言葉をどんどん考えていき、一定時間に10個、などの目標を決めておき、いう事が出来たらクリア(明治維新→西郷隆盛→西南戦争、など)。通勤中に一駅で10個、などと活用できる。
などなど、非常に面白い内容がいくつもありました。
この本に書かれているゲームが全て活用できたりするわけでもないと思いますし、ゲームの準備をする方が大変なんじゃないかなぁ、と思ったことも多いのですが、いくつか非常に面白いヒントを得ることはできました。
本の中にも解説がありますが、記憶をつかさどる脳の部位、海馬のすぐ傍には扁桃体という感情をつかさどる部位があり、「感情が関わっている記憶は長期記憶に残りやすい」という現象があります。
要するに「楽しい方が覚えやすい」ということです。(逆に、悔しい方が覚えやすい、と言う例も紹介されています)
暗記が苦手な人は、苦痛に耐えながらやるのはもうやめておいて、「どうやったら暗記が楽しくなるか」を考えてみる方が長期的には効果が出るかもしれませんね!ご興味のある方は是非チェックしてみて下さい。