こんにちは、広島市の英語塾 スクール今西 の今西一太です。
大学受験授業、2017年度の初回授業を行いましたので、簡単にその様子をお伝えしたいと思います。
初回の参加者は2人、長文はとあるテキストから岩手大学の過去問を使用しました。もちろん2人とも予習済みです。(ちなみに参加者は4月から4人に増える予定で、定員はあと2人です)
初回なのでまずは英作文や多読の課題の説明、それから簡単な自己紹介をしましたが、なんと初対面のはずが以前の知り合い同士だったことが判明し、かなり驚きました。
さて、授業ではまず段落ごとの要旨を確認、その後、一文ずつ訳しながらポイントの解説をしていきます。
ポイントの説明は予め準備してありますが、生徒の知識を確認する為に常に質問してどのぐらいのことを分かっていて、どこから教えないといけないかを確認、場合によっては用意したポイントを全部没にしたり、用意していなかったポイントを説明したりします。
今回は
などを行いました。
ちなみに immediately「すぐに」という単語は語源的には im-media-te-ly のように分解でき、im は否定の意味、media は「間、中間」という意味があります。「間が無く→すぐに」という意味になったということです。
これに関連して
等の関連語も教えます。
問題は二人とも良く出来ていたので解説はさらっと流し、解釈の後は音読練習です。
など、スクール今西の普段の「初級」レベルの授業でも行っている音読活動を行った後、定着を確認する為に
という課題をしました。例えば
と聞いて
と答えてもらいます。10回近く音読した直後という事もあるのか、二人ともとても優秀で、ほぼ完ぺきに答えることが出来ていました。
途中まで進んだところでこのテキストが二人には簡単すぎることが判明したので、細かい解釈を止め、疑問点の質問とこちらから難解な個所のみを質問して理解できているか確認する方式に変更しました。
次回からは少し長文のレベルを上げて、本来の方法で正確に読解していく予定です。
宿題として段落一つ分の音読10回(次回単語やフレーズのテスト)、次回の予習、多読、自由英作文を課します。
以上が大体初回の授業の流れでした。このやり方で文法の知識を補いつつ、「大量音読」と「多読」の二つの方法で大量のインプットをし、英語力の向上を目指して行きます。