こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太です。今回は広島大学を受験することを意識している方への記事です。
広島大学では外部検定試験である基準をクリアすると、共通テストを「みなし満点」扱いしてくれることになっています。それでは一体どのテストを活用するのが一番いいのでしょうか?
以下、見てみましょう。
広島大学は全国の大学の中でも非常に珍しく、全学部の一般入試で外部試験を活用し、基準を満たせば一次試験を満点扱い、としています。
広島大学 東千田キャンパス
簡単に整理すると、民間の検定試験を同じ物差しで測るCEFR(セファール)という基準で、B2のレベルに達したスコアや級を取得した場合、センター試験の英語で満点を取得したものとみなすということです。
CEFRのB2とは6段階のうち上から3番目のレベルなのですが、以下のようなことが出来るというレベルです。
具体的には
という基準を満たすことが必要です。色々なテストがありますが、どのテストを利用するのが一番良いのでしょうか?
私はすべての試験に詳しいわけではないのですが、少なくとも英検とTOEFL iBT にはかなり詳しいので、両者を比べることはできます。
と感じます。
英検2級でTOEFL iBTは何点?の記事でも書きましたが、英検準1級取得でもTOEFL iBT では60点ぐらいという例もあります。
なによりも、
私がTOEFLの文章に沢山触れた後、英検準1級の長文を初めて読んだ時の正直な感想は「英検準1級ってこんなに簡単だったのか。楽勝で全問正解だな」でした。
また、私は英検準1級合格者を多く教えてきていますが、それほど会話が流暢でなくても合格している生徒がかなりいます。
逆に、TOEFL Speaking Rubrics (採点基準)を見ても分かるように、TOEFLのスピーキングではかなり流暢に喋れないと高得点は難しいです。
TOEFLの場合、他の技能でカバーしようにも、英検2級レベルだとリーディングなどで30点満点のうち5点とか10点ぐらいしか取れない例はざらにあります。(リーディング3点という点数も見たことがあります)
まとめると、広島大学で一次試験みなし満点を目指すなら、値段も含めてTOEFL iBT より英検準1級の方が明らかに「お買い得」です。
もし広大で一次試験のみなし満点を目指すなら、英検準1級の取得を目指すのが現実的には一番よい方法であると感じます。
※または TEAP も英検準1級と同じぐらいの難易度なので、視野に入れても良いと思います。詳しくは以下の記事をご覧ください。