トップ  > Kazu's BLOG  > 【英語】高校生になったら絶対多読を中心に勉強すべき

【英語】高校生になったら絶対多読を中心に勉強すべき

こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太がお送りします。

英語学習で一つだけ、一番重要な勉強法を選んでください、と言われると、皆さんは何を思い浮かべますか?

タイトルにもあるように私の答えは前から決まっていて、それは

「多読」(および多聴)

です。
 


多読とは読んでの通り、多く読むこと。多聴とは多く聴くことです。

発音と文法をある程度身に付けたらあとは多読、多聴で大量にインプットする、これ以上よい勉強法はありません。

英語で言えば、仮定法、分詞構文などの高1レベルの文法を身に着けた後は労力の9割以上を多読・多聴に割くべきでしょう。

後の一割は会話・英作文などのアウトプット活動です。

さて、多読について意外と知られていないのはどのぐらいの量を読めばよいのかということです。『英語多読・多聴指導マニュアル』(高橋敦子)にその目安が書いてあります。

それによると、多読の効果が本当に表れるのは100万語を読んだ頃とのことです。

100万語というと想像もつかないかもしれません。

例えば、本を本棚に並べて置いていくとします。どんどん並べて行って、約1メートルの幅になるぐらいの分量の本を全部読み切ればそれで、おそらく100万語ぐらいです。(もちろん文字の大きさにもよりますが)

そんなにたくさん読むのはとてもじゃないけど無理、と思った方。レベル分けがしてある洋書、いわゆる graded readers を使ってみて下さい。

graded readers では、単語や文法のレベルが段階的に調整してあるため、自分にとってちょうど良いレベルの本を選ぶことが出来、苦痛なく大量の読書が出来ます

スクール今西では Oxford Bookwormsというシリーズや、Penguin Readers というシリーズを教室に用意しています。生徒は好きな本をどんどん借りて読んで行くことができます。

辞書を使わなくても読めるぐらい自分にとって簡単な本を選ぶのが継続のコツです。

大抵の graded readers には word count などといってその本に出てくる単語の数が裏表紙などに書いてあります。

その単語数の合計を数えていって100万語を目指して読書していくのもモチベーションを上げるには良い方法だと思います。

ぜひ試してみて下さい!

 

at 2015/07/12 23:50:43