こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
先日新人の先生(と言っても学校や塾などでの指導経験が豊富な方です)と音読に関して議論することがあり、印象的な話がありましたので共有したいと思います。
そこで私が話したのは
ということでした。
具体例を示しましょう。先日「修道高校の教科書を入荷しました」の記事で、以下のような、教科書から作成した対訳シートを使った学習をしてもらったと書きました。
このシートを使ってやってもらったことは単純で、
という音読練習です。この練習をやってもらったことでその生徒の方は定期テストの点数が「爆上がりした」と報告してくれました。(本当に10回以上やったかどうかまでの確実な確認はできませんが)
何度も繰り返し意味が分かった状態で音読しているの英文が記憶に定着し、穴埋め問題、並べ替え問題、和訳問題など、様々な形式の問題にうまく対応ができたのではないかと思います。
つまり、
音読をする、という練習をすれば、定期テストの対策としてかなりの効果を発揮する場合がある、ということです。
「〇〇試験専用の英語なんてない」という記事でも書きましたが、最近は
というムードが広がってきていて(それ自体は別にいいと思うのですが)、その結果として音読などではなく
などの音声を使用しない学習に非常に多くの時間をかけようという意識を持つ方が増えているような印象を持っています。
しかし、少なくとも音読は実用英語(英会話など)の学習に効果があるのはもちろん、試験対策にも絶大な効果を発揮する勉強法です。
このような勉強法を広めていくことで、今後も
ということをもっと多くの方に実現してもらえるように頑張っていこうと改めて思えた良い機会でした。