こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
最近は個別指導の需要が高まっているようで、以前よりも1対1、1対2の授業の比率がとても高くなってきています。
1対1の授業は「チケット制個別指導」というスタイルで、講師の先生と予定を調整して、毎週、週に2回、月に2回、月に1回など、好きな頻度で受講することができます。
1対2の授業は「セミプライベート授業」というスタイルで、ほぼ毎週授業があります。
今回のブログ記事では、それぞれどのような指導を行っているのか、具体的な例をいくつかご紹介したいと思います。
Aさんは私立中学のテスト指導一本をご希望ですので、毎週の1対1指導で教科書の予習、復習を中心に進めています。教科書の進度がかなり速いので、まずは予習で一度学習し、学校で復習として授業を受講し、さらにこちらで復習の単語・英訳テストを定期的に行い、さらに音読で定着を図っていくという方法で進めています。学校のレベルはかなり高く、英語は中学校から始めたので不安をお持ちでしたが、何とか頑張って学校のレベルについていくことが出来ています。
Bさんは文法を予習的に進めていきたいというご希望と、英会話を鍛えたいという2つのご希望があります。そこで、授業の前半は学校でまだ習っていない文法の学習を1つずつ進めていき、後半で英検やスクール独自のスピーキング教材を使用して、文法と会話の両方の指導を行っています。頻度は2週間に1回程度です。会話練習をしているときはとても楽しそうです。
Cさんは去年まで英検を目指して四技能(読む、書く、聞く、話す)の指導を行っていましたが、大学受験生になりましたので、2023年度からは大学受験の読解、文法、英作文を中心に指導しています。英検も受験予定ですので、スピーキングもたまに挟みながら毎週授業を進めています。
Dさんは英検準1級の合格が第一目標なので、そちらを中心に進めつつ、学校の文法で疑問点が出ることも多いので、テスト前にはその対応も行っています。英検対策はリスニング、リーディングを中心に、スピーキングを短時間挟むような形をとっています。2週間に1回ご受講いただいています。
他にもまだいらっしゃるのですが、4名の方だけチケット制授業の受講者の方々のカリキュラムをご紹介させていただきました。
次に、1対2指導の「セミプライベート授業」のカリキュラム例を紹介したいと思います。
Eさんは学校の文法指導についていけなくなっているため、中学文法の基本を一からやり直すカリキュラムで学習を行っています。まだ指導を初めて数か月で、be動詞と一般動詞の区別や三単現の -s などの習得を頑張っていただいています。
Fくんは中学文法全体で抜けたところがあるまま学校がどんどん先に進んでしまっているので、その穴埋めをしながら、学校で現在学習中の内容の補強も同時に行っています。現在完了など新しい内容を授業中に学習しつつ、宿題で中1文法の復習問題などを解いてきていただき、出来ていない箇所を補強していっています。
Gさんは中学生のころからスクールに通っていただいていたのですが、大学に入ってからも将来の仕事で生かしたいということで英会話を中心に学習していただいています。英語でのフリートークの練習をたくさん行っています。
Hくんは英語の能力そのものは高いのですが、文法の基礎に危うい部分があるという自覚があり、こちらから見てもそのような状態であることがわかりましたので、中学文法から抜けている部分を1つずつ埋めて行っています。それと並行して英検の目標の級の長文読解(特に正確な読解)を通じて、英語長文を正確に理解する練習も行っています。
Iくんは英検と大学受験の合格を目指して学習を行っています。どちらにしても文法の基礎力をもう少し鍛える必要があるということで、現在は文法の指導を中心に行っていますが、同時に英検の過去問を解いていただいて苦手箇所の確認と補強も行っています。
Jさんは小学生にして早くも英検2級に合格され、現在は英検準1級の学習を頑張っています。英語が得意であるバックグラウンドはあるのですが、やはり文法と英検準1級レベルの長文などの内容理解にはさすがに苦戦していらっしゃいますので、そのあたりを個別に解説・指導することを中心に行っています。
他にもたくさんの受講者の方がいらっしゃるのですが、何名かの方だけ紹介させていただきました。指導の雰囲気をわかっていただけるととてもうれしいです。