こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
先日、英検3級に向けて自由英作文をなかなかうまく書くことができなかった生徒の個別指導を行いました。
その結果、指導前は書けても1文が精いっぱい、1文すら書き終えることができないことも多かった状態だったのが、ほとんどの問でとりあえず一通り既定の語数分の英作文を完成させることができるようになりました。1回の指導で大きな効果が出たのでとてもうれしく思いました ^-^
今回はその生徒に指導した内容を少しブログ向けに改変してお送りしようと思います。
自由英作文がなかなか書けない人にとって一番役に立つのが、いわゆる「テンプレート」を知ることです。
例えば、英検3級であれば「25語~35語」という制限の関係から、以下のような感じの構成を取ると便利です。
特に This is because と Also, のテンプレが入るだけでかなり書きやすくなります。
後はテンプレートの中身を埋めていく必要があるのですが、その際は次に述べるコツが役に立ちます。
2つ目のコツは、本当の話を書くのではなく、何でもいいから「嘘だけど本当っぽい」話を適当にでっちあげて書きやすいことを書く、という方法です。
例えば私はTOEFL iBT の英作文テストで30点満点のうち27点という高得点を取ったことがありますが、この時は自分の意見が特にない問題だったので、全く経験したことのないことをあたかも経験したかのように書いたり、嘘ばかりを書き連ねてそれらしい英作文を作りました。それでこの高得点です。
その生徒を指導したときも、上のような話をしたりしてこの方法を教えました。すると、
のような感じで、ごく自然な作り話をたくさん思いついてすらすらと最後まで書くことができていました。(この2例は私が考えた例です)
英検の英作文なんて単なる試験問題なので、別に本当のことを書く必要など一切ありません。遠慮せず書きやすい嘘の話をどんどん書いていきましょう。(自己推薦書などでこういうことをやると大問題なのでそれだけはくれぐれも注意してほしいですが…)
これまで述べてきたように、
この2つの方法を利用して、英作文をとりあえず完成させるのはかなり楽にできるようになりました。
もちろんそれだけでは不十分で、単語を覚えたり文法を学習したりして英語そのものの質を上げていく必要はあるのですが、意外に多くの生徒が
という悩みを抱えています。
そういった生徒に関しては、上の方法がかなり有効です。ぜひ皆さん参考にしてみてくださいね。