こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
「目標を立てることが大事」とはよく言いますが、どのように目標を立てるのが良いことなのかについてはあまりよく知らない人が多いように思います。
そこで今回は、「いい目標を立てる方法」ということで、目標を立てる際に意識すべき3つの事をまとめてみようと思います。
1点目は、目標に数字を入れること。数字を入れることで目標が具体的になり、実現に向けた行動がとりやすくなります。
生徒などに「目標を立ててください」と言うと、
などの目標を立てる人が結構多いです。
こういったタイプの目標の何が問題かというと具体性に乏しいということです。
「勉強時間を増やす」ってどのぐらい増やすのでしょうか?1%でも増えれば、増えたことになりますよね?「いい点」ってどのぐらいの点数でしょうか?人によっては40点ぐらいでも「いい点」と思えるかもしれません。
こういった漠然とした目標を改善するための方法が、
という方法です。
といった具合の目標を立ててみましょう。そうすれば、目標が実際の行動に結びつきやすくなり、成果が出やすくなるでしょう。
『カリスマ体育教師の常勝教育』という本に、目標の立て方に関する項目があります。本節では、そこで語られている内容を以下整理します。
目標を立てるときは、以下の3段階の目標を立てます。
また、それぞれの目標を達成したときにどんないいことがあるか、も同時に書きます。
なぜこんなことをする必要があるのでしょうか。それは、あまり意識せずに目標を1つだけ決めてしまうと、
あるいは逆に
という事態が起こりかねないためです。3つの目標を立てることでこれらの事態を防ぐことができ、さらに達成するとどんないいことがあるかを書くことで、目標を達成するモチベーションを得ることができます。
目標には大きく分けて「数値目標」と「行動目標」があります。
数値目標とは数字などを達成するという目標で、例えば
などの目標が該当します。
一方の行動目標とは、自分がこれからとる行動についての目標で、例えば
などが該当します。
この2つの大きな違いは、
ということです。
「テストで80点以上を取る」という目標はテストの難化などで達成できないかもしれませんが、「1日1時間英語を勉強する」という目標であれば、きちんと色々な予定を管理して頑張れば達成することができるはずです。
このように、「頑張れば確実に達成できる行動目標を立てる」というのも、目標を具体的な行動に結びつけるための非常に重要な方法の1つです。
(くれぐれも「絶対に無理な行動目標」は立てないようにお気を付けください。第2節の項目に関連しますが、結局形骸化して無意味になります)
さて、以上の事から何が言えるでしょうか。それは、
ということです。例えば
という目標を立てたとしても、そのための勉強をしなかったら全く意味がありません。
という目標であれば目標を実現するための具体的な行動がわかります。
目標達成のため、
という3つを意識して、ぜひ目標を普段の行動に落とし込んでいってみてください。
皆様がそれぞれの目標を達成できますように!