こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
「共通テスト(模試)の英語の点数が伸び悩んでいます」という悩みをよく聞きます。今回はそれに関する非常に単純かつ効果的なアドバイスをします。
※ただし、今回は「直前対策」のようなものではありません。「直前対策」を期待している人は以下は読むだけ無駄ですので、戻って他の記事を読んでいただくことをお勧めします。
まずは共通テスト筆記で点数が取れない人へ。
次に共通テストリスニングで点が取れない人へ。
アドバイスは以上です。これを本当に実行したら、間違いなく共通テストの点数が上がります。
などでは、量が少なすぎて、残念ながら大きな効果を出すのは難しいでしょう。
単純です。センター試験英語から共通テスト英語へのシフトが意味することは、
ということも意味します。(もちろん、ゼロか100かの問題ではなく、重視する内容の話です)
英語の運用能力を上げる方法は、文法問題を解くことでも、過去問を解くことでもありません。
これ以外に方法はありません。(もちろん、高校レベルまでの文法の知識がきちんと入っている前提ですが)
共通テストの英語を攻略するためには、英語に関する知識を身に着けるだけでなく、英語の運用能力を高いレベルに持って行く必要があります。それには上記で述べたような「大量のインプット」しかありません。
高校生になってある程度文法知識が身についたら、とにかく洋書をたくさん読んでください。CD や YouTube などで1日1時間以上のリスニングをしてください。
実際、忙しい勉強の合間を縫って洋書の読書をやってもらった生徒は、洋書の半分(150ページぐらい?)程度まで読んだ段階で
という報告をしてくれました。効果を感じているようで、読書を継続してもらっています。
残念ながら、ある程度の文法を習得した後は「大量のインプット」以外に英語を上達させる道はありません。「そんなに大量にやるのは無理」というのなら、酷ですが共通テスト英語での高得点はあきらめて、他の科目での高得点を狙うという作戦を取るのも1つの手段だと思います。