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【英語】広島で英検CBT受験のお勧め

追記:この記事は2020年当時の情報を元に書かれています。2021年度の英検CBTに関しては「2021年度英検CBTの英作文は手書き/タイピングが選択できるように」の記事をご覧ください。
 
こんにちは!広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西英語学院の今西一太と申します。
 
2020年は新型コロナウイルスの件もあって、英検受験の機会を逸してしまった人も結構多かったようです。通常の英検は第1回が6月、それに申し込めなかった方は次が10月になってしまいます。
 
しかし、英検CBT(パソコンを使って受験する英検)をご存知でしょうか。こちらを視野に入れると、英検受験の機会を一気に増やすことが可能になります。
 
今回はこの英検CBTについて詳しく見ていきましょう。
 

1. 英検CBTとは:形式など
 
英検CBTとは、パソコンを使用して受験する形式の英検です。通常の英検と同じレベル設定(3級、準2級、など)で、合格した場合は通常の英検に合格したのと同じ扱いの資格を得ることができます。
 
紙媒体の通常の英検との大きな違いとして、以下の2つが挙げられます。
 
(1) 英作文は手書きではなく、タイピングで入力する
(2) スピーキング試験は面接ではなく、マイクに音声を吹き込む
 
逆に言えば、これら2つを除けばほぼ通常の英検と同じ形式で受験できる、ということです。詳しくは英検CBT公式サイトなどをご覧ください。
 
2. 英検CBTの利点
 
さて、この英検CBTには日程的な面で大きな利点があります。
 
まず、スピーキングも含めて試験が1日で完結すること。「2次試験」という形で2回も試験を受けないといけない紙媒体の英検に比べて、負担がかなり軽いと思います。
 
また、2020年6月時点で紙媒体の通常の英検を申し込もうと思うと次回の試験は10月になってしまいますが、英検CBTであれば、2020年6月30日までの申し込みで8月の英検受験が可能など、希望に応じて受験時期を柔軟に選ぶことができます。
 
さらに、広島の試験会場でもほぼ毎週末試験が実施されており、自分の都合のよい週末を選んで受験することが可能です
 
「部活の試合と重なって受験できない(特に二次試験に多い)」
「学校の定期試験があるからタイミング的に受けられない」
 
という悩みを一掃してくれる素晴らしい仕組みです。
 
ただ、英検CBT自体は年に3回しか受験ができないことに注意してください。その3回の受験日程をかなり自由に選べるようになった、ということです。
 
広島県では、広島駅前、紙屋町、寺家駅前の3か所の試験会場があり、広島駅前と寺家駅前であればほぼ毎週末試験があることになっています。詳しくは「英検CBT 受験案内 会場/試験日程」をご覧ください。
 
3. 中学生・高校生にとっての問題点は?
 
この英検CBT、一般的な中高生にとっての一番のネックはおそらく、
 
タイピングが苦手で英作文をパソコンで打つことができない
 
ということだと思います。
 
追記:2021年度からはタイピングと手書きのどちらかを選択できるようになりました。

英検「S-CBT」に統合...ライティング回答はタイピング・筆記から選択(Yahooニュース2021年2月12日)
 
やはりこれからの時代は
 
中高生でもタイピング能力によってチャンスをものにできるかどうかが変わってくる
 
という現象が少しずつ出てきているようです。
 
スクール今西ではこういうことも見越して、8年前の創業当初から英作文の提出は基本的にタイピングをしてメールでの提出、と決めています。これをきちんと行ってくれている生徒はこの英検CBTにもそれほど抵抗なく対応できるはずです。


また、受験会場が都市部(またはその近郊)に限られる、という問題点もあります。これは教育の機会均等にもかかわるかなり根が深い問題ですが、いったいどうすれば解決できるのか、なかなか難しいと思います。

 
4. まとめ:広島でも英検CBTをどんどん受験しよう!
 
「年に3回しか試験がなく日程が選べない」「会話の試験が別日で2日も試験がある」という英検の欠点を補ってくれるこの英検CBT、英検を取得したい人は視野に入れない手はありません。ぜひ受験を検討してみてください。そのためにまず英語をタイピングする練習を始めましょう!

スクール今西では英検4級から準1級までのレベルの対策を、生徒それぞれの現状に応じて個別指導、グループ授業などで行っています。詳しくは以下のページをご覧ください。

 
 
 
 
 
at 2020/06/19 10:53:09