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【英語】TOEFL iBT の得点が8か月で約2倍に!

こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。

今回はタイトルの通り、短期間で TOEFL iBT の得点を大幅に伸ばした生徒の方の勉強法について書いてみようと思います。TOEFLに限らず、英語力を大幅に伸ばす必要のある方は参考にしてみてください。

この方は今年1月から授業を受講された時点では TOEFL は1回だけ受験したことがあり、29点という状態でした。個人情報の特定を避けるために詳細は省略しますが、ここから短期間で大幅に点数アップを成し遂げる必要があるということで、個別指導で集中的に指導を行っていきました。

具体的な学習としては以下のようなことを行いました。

・自分のレベルにあった単語帳(長文付き)で、長文の読解をしたうえで単語暗記→毎回の単語テスト
・授業では主にアウトプット系の課題、特にスピーキングとライティングの統合型問題(リスニングをしてそれについて口頭や文章でまとめる)を行う。英語で文章やリスニングの内容について口頭で話す練習を多く行う。
・自宅でのリスニング課題として、好きな映画を1本選んでもらい、最終的にその映画の最初30分ぐらいを完璧にシャドーイングできるぐらいまで繰り返し聞く(最初は度々ストップして字幕を見て理解しながら、徐々に字幕なしで)
・教室にある多読用の洋書を借りて帰り、英語での読書を行う。
・1ページ分の文章をすらすらと言えるようになるまで暗唱する

ほかにもいくつか細かいことはありましたが、おおむねこのような方法で8か月間学習を行っていった後の2回目の受験で55点まで点数を伸ばすことができました。

TOEFL iBT で29点→55点はほかのテストに換算すると、

・英検準2級→準1級に近いレベルで2級の余裕合格
・TOEIC 400点→700点

ぐらいの感じです。

参考記事:
英検2級で TOEFL iBT は何点? ; AGOS Japan による換算表

※ちなみにTOEFLと英検をいろいろ比較して指導してきた経験から言って、ネット上によくある「TOEFL換算表」の多くはあてになりませんのでお気を付けください。上の2つのリンク先は信用できるデータだと思います。

「試験慣れ」して点が取りやすくなったという側面はあると思いますが、それでも本当によく頑張ってくれました。

暗唱やシャドーイングについては本当はもう少し分量をこなした方がいいと思ってプッシュしていたのですが事情があり上ぐらいの分量となりました。しかしそれでも十分効果があったようです。

英検のような四技能型の試験、あるいはそのたの試験などで成果を出したいと思っている方は、上の中から自分に合った勉強法だけでいいので、ぜひ取り入れていってみてください。

特に、暗唱、読書(洋書の多読)、映画シャドーイングはお勧めですよ!

 

at 2023/10/06 10:36:39