こんにちは、広島の四技能型英語塾、スクール今西のアヤカと申します。今日は私がハワイ大学ヒロ校に留学して取得した英語教授法の国際資格、TESOL についてお書きしたいと思います。
TESOLとはTeaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を母語としない学習者に英語を教えるための資格のひとつです。TESOLの資格にはdoctor, master, certificateなどあり、資格を得る方法も様々ですが、私ハワイ島の唯一の大学、ハワイ大学ヒロ校に留学し、1年間でTESOL certificateの全課程を修了しました。
前期は座学が中心で言語学の基本(音声学、統語論、形態論、語用論など)、現代英語文法、第二言語習得論や、指導案の書き方、Information gapなどの具体的な指導方法などを学びました。後期は実際に指導案を書き、Team Teachingで授業をしました。授業は基本的に自由で、例えば、食べ物の味や食感を表現する語彙を教える授業の際には、実際に様々な食べ物を用意して伝えるなどしました。
基本的にこの資格を取る学生は英語を母語とするアメリカ人ばかりで、ノンネイティブの学生は私を含め4人のみで大変苦労しました。しかし、ノンネイティブだからこそ分かる英語学習の難しさや母語との感覚的なズレなどを私自身が理解しているという点は非常に強みになりました。
また留学中には、ハワイ州でTESOLを開講している全大学が集まる大きな研究大会がオアフ島で開催され、ハワイ大学ヒロ校の一代表としてそれに参加し、自分の授業を披露する機会もありました。このようなTESOLを取得する過程で学んだことを活かしていつも英語指導に当たっています。