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【音楽】いろんな調に挑戦する為に…

こんにちは。School Imanishi(スクール今西)音楽講師のMihoです。

ピアノの生徒さん、ソルフェージュを受講している生徒さんは、入った当日からイタリア音名とアルファベットを一致させるレッスンをスタートします。

すぐに全てを覚えるのは、個人差があり、どれだけ繰り返し確認したかで変わって来る様に思います。教室では、5線譜ではなくアルファベット・カードを見て、音名を即答する。などゲーム感覚でチェックをしています。

他にも、音名が上がる順に並べたり、下がる順に並べたり、1つを音を飛ばして同じ事をやってみたり。初めは2分近くかかっていた事も、1年以上続けていると1分程度で、できるようになります。

このアルファベットとイタリア音名の定着が、後のコード(三和音)弾きや、スケール(音の階段)を弾く時に必要になって来ます。勿論、5線譜を素早く読む助けにもなってくれます。

非常に時間のかかる作業ではありますが、その後に一足飛びの成長が臨める所がこのレッスンのいいところです。

この取り組みでしっかりとアルファベットと音名が定着している生徒さんは、色んな調に移調する事ができるようになり、左手は和音で弾く様になっています。大人の生徒さんだけでなく、年中の生徒さんでも定着が進んでいる生徒さんは、移調も和音弾きも出来ています。

ピアノを弾くには楽譜を読んだり、その楽譜も音程、音高、リズムなどいろいろな要素があり、指先を動かすのに指番号と実際に動く指の連動、音色、音量の技術が必要だったり、いろんな能力を一度に発揮しなければならないので、ひとつひとつをクリアして行かなければなりません。

なかなか好きな曲に入って行けないジレンマはあるかもしれませんが、上手くなる近道だと思って、アルファベットとイタリア音名の一致を諦めずに続けて欲しいと思います。

 

at 2014/09/01 11:23:31