こんにちは!広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太です。今回は留学の話です。
という主張を耳にすることがありますが…
留学経験無しでも上手に外国語をしゃべる人もいますし、留学してもほとんど上達しない人もいます。
ということで、今回は英語圏に在住して英語習得に失敗するパターンを見て行きましょう。せっかく海外に滞在するなら、留学を無駄にしないように気を付けてくださいね。
※この記事は語学留学を念頭に置いて書いています。
画像はイメージです
特にアメリカなんかでは、結構色んな地方に日本人が既に沢山済んでいます。
海外に住んでいる時に日本人と会うと本当に嬉しいんですよね~。
文化も同じ、言葉も通じる。本当に楽です。
この楽さ、楽しさは海外に長期間行ったことのない人にはひょっとしたら分からないかもしれません。
そこで日本人コミュニティにばかり出入りしていて、1年アメリカにすんだのに全然英語が出来るようにならなかった、という人がいます。
くれぐれも楽しようとせず、日本人とは出来るだけ関わらない、ぐらいの覚悟で行った方がいいかもしれません。
異文化に適応するのは本当に難しいです。
「異文化コミュニケーション」ってすごく楽しくてワクワクするイメージがありますが、実際は涙を流すほど辛いことも沢山あると思います。私も外国でかなりつらい思いをしたことは何度もあります。人間不信になってしまったこともあります。
そこで心が折れてしまい、「家でテレビを見ていれば英語(外国語)が上達する」と思ってずーっとテレビばかり見ていた人がいます。
結果、お菓子の食べ過ぎで太ったけれども、語学はさっぱり上達しなかった、というオチ。
これだけは断言できるのですが、99%以上の人は、聞き流しているだけでは外国語(会話など)は上達しません。聞いて意味がわかっている状態でないと、聞き流すのは無駄です。
聞き流すにしても、8割程度意味がわかるものか、すぐ後に翻訳した日本語がついている教材などでないと無駄、ということです。
このタイプは上の二つに比べたら随分良いです。
文法を意識せず、とにかくなんとなく意思疎通が出来ればいいや、と言う感覚で、実践英会話のみを行うタイプです。
このタイプの人は確かに意思疎通がうまくなります。
その代わり、個性や年齢にもよりますが、ブロークンな英語(外国語)が固定してしまう危険性があります。
私が読んだ本の中にはハワイに移住した日本人の例が挙げられていました。彼は英語による意思疎通はあまり問題ないのですが、時制などの文法がめちゃくちゃなまま何十年も話し続けていたため、ついにブロークンな英語しか話せなかったそうです。
「ブロークンでも通じればいい」という人はこれでもいいでしょうが、大人になってから実践のみで外国語を身につけようとすると、いつまで経ってもブロークン、となってしまう可能性があることは頭に入れておいた方がいいと思います。
以上、3つの例を見てきました!
大人になってから外国語を学ぶのは、例え留学したとしても、自分の意志で意識的に習得しようとしないと危ない、ということがわかっていただければありがたいです。
せっかくの留学を無駄にしてしまわないように気を付けてくださいね!