こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
先日、高校2年生の生徒から模試の結果の報告があり、これまで1年間以上ずっと横ばいもしくは下がるばかりだった模試の偏差値が上がったということでした。
この方は、やるべきことがわかっていても学校の課題や部活動などに追われてなかなか実行できない状態が前まで続いていたのですが、この夏前ごろからようやく腰を据えてみっちりと勉強をすることができるようになり、3~4か月ほどの学習でもう成果が見え始めた、という喜ばしい状態です。
皆様のご参考のために、どのような学習を行った(行っている)のか、簡単に整理をしてみようと思います。(個人情報などの関係で、核心に関係ない部分に多少のフィクションを含めざるを得ないことをご了承ください)
模試の成績が上がっていなかった時の勉強は、常に学校の定期テストや単語テストなど、目の前に迫っているテストの対策に追われている状態でした。
学校の単語テストは毎週かなりの数が出題されるのでそれに向けて一生懸命学習はするのですが、一度テストが終わってしまった後はそこで覚えた単語はすぐに忘れてしまいます。
定期テストに向けた学習はするものの、なかなかみっちり定着させるまで繰り返し学習をすることが時間的に難しく、中途半端な状態でテストを受けてすぐにまた次のテスト範囲、という風に、なかなか腰を据えて学習することができていないという印象でした。
これではまずい、というのは私もその方も認識していたのですが、諸事情によりなかなか学習法を変えることができない状態が続いていました。
上のような状態が続いている一方、私の方から見てやらなければならない学習は明らかで、どうにかして本人にそのための時間を作ってもらうことが最重要でした。
そして、この夏前ごろからついに準備が整い、英語力アップのための学習が始まりました。
具体的には、以下のような課題を行っていただいています。
このように、「自分のレベルに合った問題集を選び、ある程度の分量を何度も何度も繰り返す」ということを中心に、3~4か月程度頑張ってもらっていました。すると、ずっと下がる一方だった模試でついに偏差値が6アップという結果を出すことができました。
まだ初めて数か月しか経っていないため偏差値で言うと6程度のアップですが、これをしっかり継続していってさらなる成果を出していってくれることを心から願っています。
上の内容をあえて非常に簡単にまとめると、
ということが言えるのではないかと思います。
上のように書くのは簡単ですが、部活や文化祭、定期テストなどの合間を縫ってこのような勉強を粘り強く続けていくのは本当に強い精神力が必要だと思います。本当によく頑張ってくれている、すごい生徒です!