こんにちは、広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。
先週末で2021年夏季講習が無事終了しました。担当してくださった先生方、受講してくださった皆様、誠にありがとうございました。
今回初めて開催される内容の講座がいくつかありましたので、自分の講座とほかの先生の講座について簡単にどんな内容だったかを振り返ってみようと思います。
今年からスクール今西で働いていただいているカオリ先生の初めての講習担当講座でしたが、とても人気があり、満席のため授業数を増やしたりしました。(ソーシャルディスタンスのために定員を減らしたというのもありますが)
「ジョリーフォニックス」という、英語の綴りと発音を学ぶための仕組みを活用して授業を行っていました。かわいらしい絵と共に、英語の th や r など発音しにくい音を発音するためのコツやイメージを学ぶことができる方法です。
授業の最後にはクイーンの We Will Rock You を生徒と先生全員で歌っており、結構早口の歌なのですが、中学校1年生ぐらいでも割ときちんと歌えていたりしてびっくりしました。
「2時間があっという間でした」というコメントもあったように、なかなか集中して受けることができた生徒が多かったようです。逆に声を出すのが苦手な生徒はちょっと大変だったかな?
こちらは大越先生の第2外国語講座です。受講者は1名だけでしたが元々ハングル文字の基本などは多少に知識があったようで、そこから積み上げていく形で授業を行ったということでした。
実は私も韓国語に興味があったので参加したかったのですが、別の予定があり今回は断念しました(なので、授業の様子なども見ることができませんでした)。次回は私もぜひ参加したいと思っています。
Zeno Vendler という哲学者が書いた言語学の論文を読む授業です。
こちらは本物の論文を読む授業ですのでついてくることができるか心配な点もありましたが、最初に簡単なまとめを説明し、初めての概念についての学習を行ったうえで読解を行うと、意外にもすんなりと理解ができたようでした(受講した生徒が優秀だったというのもあると思いますが)
元々は
Why is the train stopping?
という文が(高校文法の知識なら「なぜ電車が停まりそうなのか?」という意味になるはずなのに)どうして
「なぜ電車が停まっているの?」
という解釈になるのか、という議論を言語学の先輩と行ったことからこの講座を思いついたのですが、受講した生徒から
「とても面白かった。(研究というのが面白そうなので)大学に入るのがすごく楽しみになった」
というコメントをいただけて、とてもうれしかったです。
以上、今回初めて開催した講座のうちいくつかを取り上げて振り返ってみました。もちろん普通のリスニング、スピーキングや読解の講座も行って、それはそれでいろいろ面白かった点や反省点もたくさんありました。
夏期講習の時期は終わりましたが、引き続き通常授業の方で頑張っていこうと思います。