2021年あけましておめでとうございます!広島市の四技能型・英検対策の英語塾、スクール今西の今西一太と申します。今回は初回のテストが直前に迫っている共通テスト、その中の英語筆記(リーディング)について記事を書こうと思います。
センター試験から共通テストに移行した際の英語筆記(リーディング)の大きな変更の1つに、分量の大幅な増加があります。
センター試験は大体4000語ちょっとぐらいの分量でしたが、共通テストはプレテストの時点で5400語程度という大幅な分量増加となっていました。
そこで
という相談をこれまで以上にお受けするようになりました。
このような「最後まで解き終わることができない」という悩みを持っている場合、どのように試験に取り組めばよりよい結果を出すことができるでしょうか。以下、見ていきましょう。
時間が足りない人がやっていることの1つに、
ということがあります。
これを避けるため、配点の高い後半の問題、例えば第5問などから解き始めてじっくり取り組む、という手段があります。
どうしても最後まで解ききることができずに本番を迎えそうな方は、この方法の方が最終的に得点を高めに取ることができる可能性は十分にあります。
ただ、文章の難易度としては前半の方が簡単なため、英語に徐々に頭を慣らしていくという意味では最初から解き進めるのもお勧めです。
ぜひ実際にやってみて自分に合っているかどうかを確かめてみてください。
もう1つの方法は、各大問ごとに時間配分をきっちり決めておいて、その時間が来たら途中でも次に進んでしまう、という方法です。
それぞれの大問の時間配分については、まだ第一回のテストも終わっていない状態なのでなかなか決定が難しいと思いますが、プレテストなどを解いてみて自分なりの配分を決めてみてください。
例えば、一度時間を気にせずじっくり解く代わりに、それぞれの大問にどのぐらいの時間をかけているか測ってみましょう。
そのかかった時間を制限時間の80分より少し短い75分ぐらいになるように圧縮したものが目安になると思います。
5分を残す理由は以下の2つです。
上の2つは直前でもできる対策でしたが、まだ共通テスト受験まで時間があるという方の場合は、多読・速読の練習を重ねて共通テストぐらいの分量であれば時間内に解ききる力を付けてしまうのが一番です。
そのためには、
の2つを並行して行っていくことが重要です。
特に a の多読の練習を怠っていることにより、分量を読むことができない学生が非常に多くいます。これからは
ということも意識して、今後の学習を頑張っていってみてください。もちろん、多読だけでは正確に読む力がつかないので、精読もきっちりやってくださいね!