こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西の今西一太と申します。今回は
と思っている高校生に向けた注意喚起の記事です。
以下、詳細を説明します。
この記事をお読みの方は既にご存知の事と思いますが、広島大学を受験する際、英語外部検定試験(英検など)を一般入試で活用することができます。
英語外部検定試験の一般入試等での活用について(公式サイト)
英語外部検定試験で以下の基準を満たせば、共通テストの英語で満点を取ったものとみなしてもらえる、という制度で、「みなし満点」制度、とよく言われます。
Cambridge English | FCE(160~179)以上 |
英検(実用英語技能検定) | 準1級以上 |
GTEC CBT | 1250以上 |
IELTS(TM)(Academic Module) | 5.5以上 |
TEAP | 334以上 |
TOEFL iBT® | 72以上 |
TOEFL Junior® Comprehensive | 341以上 |
TOEIC® L&R及びTOEIC® S&W | 1095以上 (L&R 785以上及びS&W310以上) |
「英検準1級で広島大学が英語満点扱い」とよく言われる制度ですが、英検以外にもこれだけ多くの試験に対応しているのですね。
表の中の GTEC を見てみると、GTEC CBT となっているのに気づきますでしょうか。
GTEC にはかなりたくさんのレベル分けがあり、制度的に複雑です。
中学生・高校生が対象のテストとしては、
が設定してあるようです。上にあるように、皆さんが高校で受験するのは「検定版」の方であり、CBTは個人で公式サイトなどから申し込みをしないと受験することができません。
GTEC CBT には「正答したかどうかによって次の問題の難易度が変わる」などの仕組みが備わっており、そういう意味でもGTECという名前が同じだけでかなり異なったテストである、と言えるでしょう。
気になったので広島大学の入試センターに直接問い合わせてみたところ、
という回答を得ることができました。つまり、
ということになります。
ちなみに、令和4年度以降の入試でもこれが継続する可能性が高いらしいですが、変更になる可能性もあるということで、最新情報をホームページでチェックしてください、ということでした。
学校で受験する GTEC を頑張って広島大学のみなし満点を目指すぞ!と思っている方にはとても残念なお知らせですが、実際にいい点を取って利用できなかった時に失望しないようにぜひ気を付けて色々な情報を収集してみてください。
広島大学を「みなし満点」で受験したいと思っている高校生は、以下のページもぜひ参考にしてみてください。