こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太と申します。
最近とある予備校の先生が書いた、授業の方法に関するとある本を読みました。とても参考になる内容が多くて勉強になったのですが、一点だけ気になる点があり、そこについて今日は書いてみようと思います。
その点とは、「授業中に生徒に質問をするのはあまり意味がない」という主張です。
画像はイメージです
その先生曰く、授業において生徒に質問をする先生は単に答えの確認などを行っているだけのことが多く、そういうことをするのは時間の無駄なのでさっさと解説した方が効率的だ、ということでした。
なるほど、こういう考え方もあるのですね…。
しかし、少なくとも私は授業中に生徒に質問をしまくっていると思いますし、それをやめようとは一切思いません。質問をする一番大きな理由は
からです。
私が授業をするときの基本は、
ということに尽きます。
などの判断を一瞬でするのはなかなかスリリングで、楽しい瞬間でもあります。
既に生徒が知っていることを延々と説明して退屈させたり、前提知識もないのにいきなり応用の説明をして理解が出来なくなるような状況は絶対に避けなければならないと思っています。
これを行うためには、生徒への質問というのは必要不可欠です。つまり、私が生徒に質問するのは
という内容が非常に多いです。
学校や塾の先生について「あの先生の説明は分かりにくい」という先生の説明の仕方について聞いてみると、生徒の前提知識や理解度を確認しないまま、自分の中の決まったテンプレートで説明をしているような例が多くみられます。
集団指導ならこれはある程度しょうがないのですが、マンツーマン指導なのにずっと先生が話してばかりで眠くなる、という話さえ聞いたことがあります。
スクール今西の基本方針「生徒に寄り添う」から考えても、生徒の現状を理解せずに一方的にこちらから情報を提供するだけの授業は出来るだけ避けたいと考えています。1クラスの人数を少人数にしぼっているのもそれが大きな理由の1つです。
こういった内容は講師研修でも必ず取り上げており、今後もこの点を一層徹底して授業を行っていき、また先生たちに行ってもらうように情報共有をしていこうと思っています。