こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太と申します。
冬期講習も無事終わり、年末年始の休暇に入ったのですが、講習関連の記事を早めにアップしておかねばと思いこの記事を書いています。
今年の冬期講習はインフルエンザでお休みの方が多かったり、休講の講座が出てしまったりして、ご迷惑をおかけした方は本当に申し訳ございませんでした。以下、無事開講できた講座についていくつか紹介したいと思います。
「動詞カード」と「副詞・前置詞カード」を組み合わせて役を作り、その強さを競うという方法で熟語を勉強するポーカーゲームを行いました。
前置詞や動詞のニュアンスの説明から入り、最後はチップを賭けてポーカーで勝負しました。最終的にチップ57枚と59枚というデッドヒートで優勝が決まり、優勝者の方には無事賞品を持ち帰っていただきました (^^)
講習では毎回行っている講座で、この度は5名の方にご出席いただきました。英語の発音記号を教えるのはもちろんですが、
・なぜアルファベットでは英語の母音が正しく書けないのか
・なぜ「平田さん」はちゃんと名前を聞き取ってもらえないのか
・「hook」の発音と日本語の「フ」の音の方言差
・「ゾウ」と「インドゾウ」では「ゾ」の発音が違って、それが judge の発音の正しい認識に役に立つ
・なぜ発音記号では j が「やゆよ」の音を表すのか
など、日本語を含めて英語以外の様々な言語の話を絡めた話を行いました。こちらの講座は毎回開催していますので、ご興味ありましたらぜひ次回ご受講ください。
こちらの講座については、担当のリョウコ先生からご寄稿いただきました。
-----
みなさんこんにちは、はじめまして。スクール今西英語学院で講師をしております、スミス涼子と申します。
夏期講習に引き続き、冬期講習も「よりよい暗記のための英文法」という講座をさせていただきました。
10年ほど英会話を教えていてよく感じることは、日本人は「日本語を英語に置き換える」という作業をなかなか脱却できないということです。その結果、I went to Tokyo last week and looked Sky Tree. のような不自然な文章を作ってしまいがちです。
ここでは「対象物が目に入ってくる」seeを使うのが正解なのですが、それぞれの英単語の持つイメージを理解せず、ただlookは「見る」とだけ覚えていると、様々な状況での使い分けができなくなります。
今回は日本語訳では全部同じ言葉になるけれども、英語ではニュアンスの違いがある(speakとtalkのような)動詞を取り上げました。前置詞にも形容詞にも同じようにニュアンスの違いがあります。日本語訳にとらわれない英語のイメージをつかむ練習を若いうちから、して頂きたいと思っております。
スクール今西英語学院では生徒様に多読に取り組んでもらっています。たくさん読む、英文を頭に入れる、心で感じることにより、上で述べた訓練ができると思います。
私はある程度の長さの英文をほぼ毎日聞いて、シャドーイングしています。また、自分がすでに知っている単語と同じ意味を持つ新しい単語に遭遇したら、日本語訳だけではなく例文も一緒に見て用法を確認しています。英英辞典も参考にします。
英単語のイメージをつかんで使えるようになれば、記憶にも残りやすくなります。さあ、頑張って「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」レベルになるまで努力を続けていきましょう!
-----
今年も1年、ありがとうございました。皆様、どうぞよいお年をお迎えください!