こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太と申します。早速今日の目次から行ってみましょう!
春は出会いと別れの時期。新しい方からの問い合わせ、新入生も多くとても嬉しいのですが、長い間通学してくれた生徒が卒業していくこともあり、さみしい気持ちもあります。先日は5年にわたって通学してくれた生徒の最後の授業で、保護者の方と生徒本人から心のこもったメッセージをいただき感激しました。
「BIGになって帰ってくる」らしいのでその日を楽しみに待ちたいと思っています。
さて、先週末から今週初めにかけて英検の二次試験、国公立大学の二次試験と重要な試験が続く時期で、結果がどうだったか非常に心配で気になる日々を過ごしています。
今回の英検では「私、本番に弱いからいつも試験でダメなんです」と言って、長い間目標の級に合格できなかった生徒が、遂に1次試験を突破してくれるという、非常に嬉しいことがありました。(しかもぎりぎりではなく余裕の合格でした!)
彼女と同じように「本番に弱い」という悩みを持っている方は多いと思います。その人のために、私が彼女にしたアドバイスをここで紹介し、少しでも多くの人が自分の実力を発揮していい成果を出してくれるように応援したいと思います。
(1) 完璧主義を捨てる(間違って当然、失敗して当然)
全てのテストは大量の失点をすることを前提に作られている。100点を目指さず、どんどん失敗してもいい前提で自分が自信をもって解ける問題だけに集中する。例えば、リスニングをしていて途中で分からなくなってもそれは全く問題ない当然の事。不正解でも全然問題ない。その問題が不正解なら次の問題に集中すればいいだけ。
自分への評価が厳しすぎると、分からない問題が出るたびに「なんでこんなことも出来ないのか」と考えてしまう。一つでもできる問題があったら「ほら、こんなに難しい問題でも解けた!私ってすごいなぁ」「これだけ解けたら大したものだ」と思うようにする。厳しすぎる自己評価は自己嫌悪を自信喪失を生み、試験に悪い結果を及ぼす。
試験本番の前に類似の状況を多く体験し、その際に決まってやっておく動作を決めておいて本番でも全く同じ動作を行う。その動作に集中することで雑念を取り除く。例えば、リスニングのアナウンス中にペンを回す、リーディングの試験開始直後に深呼吸をする、など。
「合格したい」と思っても合格できるものではない。様々な外部要因により上手くいかないこともある。結果の事は気にせず、今自分ができる目の前の事だけを考える。雑念を除くトレーニングを積む。
(5) 自分のためでなく他人に貢献するためにやっているのだと考える
将来自分の知識、能力を必要としている人が必ず現れる。その人たちのための自分は今この課題に取り組んでいるのである、と考える。自分のためにいい結果を出すことに意識を向けず、人に貢献するためにはここ今の自分のベストを尽くすしかない、と考えれば、失敗が怖いなどと言う甘えは言っていられない。人は誰かのために全力を尽くすときに一番大きな力を発揮できる。
以上、何かの参考になりましたら幸いです。ぜひ考え方をや行動を変えることで自分の望む結果をつかんでくださいね!