【追記】2018年度冬期講習はおかげさまで盛況のうちに無事終わりました。受講くださった皆様に改めて御礼申し上げます。
こんにちは、広島市の四技能型英語塾、スクール今西英語学院の今西一太と申します。
2018年度冬期講習の開講が来週に迫っています。この度はおかげさまで特にたくさんのお申し込みをいただいており、一クラス当たりの申し込み人数が今までで最大になりました。お申込みいただいた方々に本当に感謝すると同時に、期待に沿えるような授業になるよう、準備を毎日頑張っています。
せっかくなので、講習内容について一部の授業の紹介をしようと思います。受講を検討していらっしゃる方は参考にしてみてください。私(今西)の講座は全て自作のテキストで行います。
1.上級長文読解+文法(12月28日 11:00-12:30)
このクラスでは大学受験レベルの長文和訳問題を扱います。扱う文法のテーマは「情報構造」です。
例えば、以下のような表現があります。
"I like dogs." 「私は犬が好きです」
"So do I. " 「私もです」
なぜ "So do I." となり、"I do so." とならないのでしょうか。
また、以下の2つの文の違いをご存知ですか?
He gave me a pen.
He gave a pen to me.
上の二つの内容は、
There is a pen on the table.
という there is 構文が、なぜ there で始まる特殊な構文になっているのかと同じ理由で説明できます。
上級長文講座では上のような簡単な例文を挟みながら、難解な文章を「情報構造」「トピックとフォーカス」という共通した概念で説明し、大学受験で出題される複雑な倒置を含む文を読解できる能力を養成することを目指します。
2. 英作文(12月26日 15:45-17:15、1月5日 11:00-12:30)
この講座では3つの事を扱います。
(1) 「日本語を英語にすることができない」と言う悩みを解決する「和文和訳」のやりかた
「日本語が思い浮かぶけど英語にすることができない」と言う悩みの8割は、「和文和訳」を訓練すれば解決することができます。すなわち、思いついた日本語を英語にできるぐらい簡単な日本語に直して、それから英語にする、という方法です。
(2) アイデアを出しやすくなる「マインドマップ」
「書く内容が思い浮かばない」という悩みを解決するため、「マインドマップ」を使ってアイデアを出していく方法を教えます。
(3) 英作文を書くときに絶対に守る必要のある構成
序論、本論、結論、という構成を守れている人は多いですが、それぞれの項目内の構成(特に序論と結論の内部構成)を全て守れている人はほとんどいません。軽視されがちなこれらの構成について、守るべき基本ルールを教えます。
3.リスニング(初級12月28日14:00-、中級12月25日11:00-、上級12月26日14:00-)
今回のリスニング講座では、「音の脱落」「弱形」の練習を具体的に分類して解説、練習したうえで、そのような音の変化が多く含まれる洋楽の曲を使ってリスニングと発音の練習をします。
例えば、
「類似の破裂音同士が連続すると前の方は省略される」
という規則で
seat pocket
が
シーッポケッ
と発音される理由などを説明し、発音と聞き取りの練習します。
最終的には
I don't want to take away his life.
がなぜ
アドワナテイカウェイイズライフ
になるのか、一つ一つの規則を解説し、英語の発音に慣れていくことを目指します。
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